2011年8月14日日曜日

シャラップクライム!

渋谷 シアターN にてスーパー!を観てきました。
http://www.finefilms.co.jp/super/

エレン・ペイジが出てる。キック・アスっぽい。似非ヒーローワナビもの。あとエレン・ペイジ。
というのが事前の印象。

かなりブラックです。グロい描写部分大アリ。まあそれはキック・アスでも学習済みですね。予め教わっていたので、覚悟を決めて突発的鑑賞。

オープニングですでにややグロ。でも、スカッとカッコいいクリムゾンボルトが見られるのはオープニングだけ!(ぇ
オープニングだけで何回か観たいかも。DVD や BD のボーナストラックはこれを絶対期待。買うかは謎ですが。

私としては主人公の変化が見どころだったので、振れ幅がわかりづらくてうじうじな彼は難しくて気を揉みました。その上、正体を知っているとかなりのアブナイ人なので、日常シーンも無駄にドキドキ。

彼の持つ背景とちょっとずつ変わった上で彼が行きついてしまった所がまさに物語なのだと解釈しています。 キック・アスではなんだかんだと言いながら、ちょっとずつ向こうの世界に行ったし、結構はっきりと線が引かれていた気がしますが、クリムゾンボルトはかなり違う。 テーマも違うわけですが、映画の終わり方としてはこっちのほうがやや好きかも。
(キック・アスをちゃんと覚えていないので、コミックを発掘して読もう)

グロ描写も、あまり直接描かれないシーンと直球なシーンがあったりして、物語の必要なステップはちゃんと描かれた感じ。そういう意味ではボルティーは良い役どころ。しかし、私はエレン・ペイジを観に行ったようなものなのにな……

見終わった直後には個人的に期待する構成要素的にちょっと物足りないという気がしていましたが、最後の描写を思い出しているうちに、想像の余地の範疇として納得しています。

初 blogger 投稿も兼ねて。